入学後の進路について

中学受験を考えた時、将来の進路についても考えるでしょう。

親御さんが希望する道はもちろんですが、お子さん自身にも進みたい道があるはずです。

そこで、気になるのが、中学入学後の進路についてです。

多くの方は、中学校に入学後、大学を目指して準備を進めますが、 中学校により、大学進学への道のりに違いがありますので注意が必要です。

次に、中学受験を行なっている学校のタイプによって異なる進学状況を紹介します。

「私立の中高一貫校」

この場合、エスカレーター式に高校課程に進学できますので、高校受験はありません。

大学の進学に関しては、系列大学へ進学することが出来ます。

ただし、全員がエスカレーター式で進学できるわけではありません。

統一テストや学校の成績によって選抜されることを覚えておきましょう。

また、系列大学への進学にこだわらなければ、受験することにより、他大学への進学も可能です。

「公立の中高一貫校」

この場合も、エスカレーター式に高校に進学できます。

しかし、大学が併設されていないので、大学への進学は受験が必要です。

「国立付属中学校」

必ずしも高校への併設が有るとは限らず、併設の有無により、受験状況が異なります。

併設校がある場合は、併設校へ進学することができ、併設校がない場合は、受験が必要です。

大学受験では、国立付属校の出身であっても受験が必要です。

「中学校のみ」

中学受験を行っている学校の中には、高校や大学が併設されていないところもあります。

この場合、高校進学も大学進学も、一般の受験者同様に受験することになります。

これを参考に、どのタイプがご家庭の方針やお子さん自身に合っているのかを見極めることが大切です。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

中学受験の常識

初めて中学受験に挑戦することに不安を感じているご家庭もあることでしょう。

受験にあたり様々な情報を目の当たりにする旅に、過敏になってしまう状況もありまうs。

しかし、そう難しく考えることはありません。

一般的な常識を持って受験に備えれば、中学受験を乗り切ることができます。

落ち着いた受験準備ができるよう、以下の3つのポイントを心に留めておきましょう。

1つ目は、中学受験の入試内容や形態は、学校によって様々だという点です。

幾つかの中学校を受験するといった併願受験を考えているご家庭の場合、 受験を希望している学校の系統は同じでも、学校により試験内容や形態は全く異なります。

だからといって焦ってはいけません。

受験までに、全体的な学力レベルを上げておくことで対応できるからです。

2つ目は、中学入試は毎年変化するという点です。

受験希望者の数や合格倍率の変化はもちろんですが、近年では新設校の動きも激しくなっています。

また、既存の学校でも新しいコースが設置されたり、入試方法が変化したりということもあります。

今までと違うことが起こるのが中学受験だと考えて、慌てずに冷静に対処するようにしましょう。

3つ目は、日頃の学習の積み重ねがなければ合格は難しいという点です。

中学受験だけではなく、どんなシーンにも言えることかもしれませんが、受験の準備期間中は特に意識しておきましょう。

中学受験を目指す子の多くが塾に通い、合格に向けてそれぞれ努力をしています。

特に難関校や有名校の場合は、常日頃からの十分な学習と生活態度の意識が必要になってきます。

これらを念頭に置いておけば、過剰に反応することもなくなるでしょう。

中学受験とはこういうものだということを覚えておいて下さい。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

学習指導要領との関わり

中学受験の準備を進めるためには、小学校の学習指導要領との関係も知っておく必要があるでしょう。

現在使われている学習指導要領は、以前に比べると、授業数や学習内容が削減されており、いわゆる「ゆとり教育」と呼ばれています。

子供たちが学校生活をのびのび過ごせるメリットがあるという反面、受験を意識している子供との間の学力差をますます広げる要因となっています。

実際に最近の中学受験では、有名校や難関校を受験する子供と、一般的な中学受験をする子供との間に、大きな差が生まれているそうです。

このことは、学習指導要領との関係を否定できない事実です。

そこで、最近になって「脱ゆとり教育」という言葉が聞かれるようになりました。

簡単に言うと、今までの「ゆとり教育」を変えていこうという動きです。

小学校では、2011年から「脱ゆとり教育」の内容が盛り込まれた「新学習指導要領」の実施が始まるそうです。

その内容は、1、2年生で週2コマ、3~6年生では週1コマ、授業数が増えます。

そして、5、6年生は英語の時間が組み込まれてくるのです。

もちろん教科書や教材も新しくなります。

義務教育課程の内容がレベルアップすると、中学受験を目標にしている子供はさらにレベルアップしなければなりません。

この「脱ゆとり教育」もまた学力の差を生むのです。

今後、学習指導要領の変化によって、学力レベルがさらに高く濃くなっていくことが予想されます。

中学受験では、こういった変化に対応できる力を持っていくことも大切なのかもしれませんね。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

志望校の変化

どのご家庭でも、中学受験の志望校を決めるとなるとシビアになるでしょう。

お子さんの将来の進路に関わる問題ですから、慎重になるのは自然なことです。

そして近年、志望校選びにおいて、変化を見せているそうです。

志望校の選択に伴う主な変化を3つ紹介します。

1つ目は、金銭的な負担が軽減できる学校が歓迎されている点です。

ここ数年日本では長い不況が続き、先行き不安な状況から、金銭面の支出に慎重になる傾向があります。

その影響が中学受験にも影響を与えており、入学前後にかかる費用を軽減できる制度のある学校が注目されているのです。

志望校の決定において、金銭面の負担が少ない学校を優先的に選んでいる方も少なくないそうです。

2つ目は、伝統校にとらわれないという点です。

少し前までは、独自の理念を長年に渡り教育する所謂「伝統校」と言われる学校が人気がありました。

しかしここ数年、伝統校への出願数が減少しているそうです。

時代の変化に合わせて適応する学校が新設されたこともあり、 『伝統校=良い学校』という、固定概念が薄まってきているのです。

名前よりも内容重視の志望校選びに変化していることの表れかもしれません。

3つ目は、新設校の動きです。

ここ数年、中学受験が出来る学校が新設されるという動きが盛んになっています。

志望校選びの変化の一つの要因となっているようです。

中学受験に向かっているご家庭は、こういった動きに非常に敏感です。

初めて実施される中学受験であるのに、7倍以上の倍率になった学校もあるくらいです。

その一方、今まで人気校とされていた学校の倍率が減少することが見られました。

このように、近年の志望校は非常に錯綜している状態です。

この状況は毎回同じというわけではなく、毎年揺れ動いているのです。

こういった状況は、今後しばらく続いていくかもしれませんね。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

情報に惑わされない

中学受験の準備において情報収集は欠かせません。

現在はインターネットも普及し、容易に沢山の情報を得られるようになりました。

しかしそれに伴い、不明確な情報も多く手に入るようになりました。

信頼できる情報を集めるために、中学受験は情報戦だと言っている方もいらっしゃるそうです。

中学受験では、いかに的確な情報を集めるかが重要です。

次に押さえておきたい情報収集のポイントを2つ紹介します。

1つ目のポイントは、「自分の目や足を使って情報の不足分を補う」ということです。

受験校では、学校説明会やオープンキャンパスを実施しています。

積極的に参加して、学校の目標や方針、授業風景などの雰囲気を体感しましょう。

資料に書かれていなかった気づきも沢山あるはずです。

実際に自分で感じた情報は情報の不足分を自分の目や足を使って情報収集をするようにします。

近年では、中学受験を行っている学校自身が積極的に情報公開の機会を設けています。

2つ目のポイントは、「集めた情報の全体を捉えて把握する」ということです。

現在では、あらゆる方向からの情報収集が可能です。

例えば、インターネットや多くの受験情報雑誌などです。

しかしここで気を付けなければならないのは、情報が簡単に手に入る分、気を付けなければならない事もあります。

それは、情報に振り回されてしまう可能性があるからです。

集めた情報の中には個人的な心情が入ったものや、推測の範囲の情報もあるでしょう。

こういった情報は、的確な情報とは言えませんね。

情報の1つ1つをうのみにするのではなく、まずは情報全体を把握し、傾向を捉える必要がります。

そうすることで、集めた情報の真意を見極めることが出来るでしょう。

中学受験では、正確な情報を基にして進んでいくことが重要です。

たくさんの情報の中から、正確な情報を見極められる目を持って取り組むことが大切です。

志望校を選ぶ場合でも、受験対策を行う場合でも、その学校の情報が役に立ちますから、出来るだけたくさんの情報を集めたいものです。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

算数の重要性

中学受験では、算数を克服することが重要だと言われています。

なぜなら、苦手な教科として「算数」と答えるお子さんが多いからです。

小学校に入学し、今までの生活で必要のなかった計算を理解しなければならないのですから、難しいと感じてしまうのは無理もありません。

特に繰り上がり繰り下がりの計算となると、算数の第一関門と言えるほど、多くの子が難しいと感じてしまうようです。

しかしここで、苦手意識を持ったまま中学受験に挑むかっていくのでは困ります。

中学受験では、小学校で学習した内容が網羅されているだけではなく、さらに高度な問題が出されることがあるからです。

効率的な学力アップを目指すなら、低学年のうちに算数の苦手意識をなくしておくことが大切なのです。

ではどうすれば、算数を克服することができるか考えてみましょう。

まずは、「自分で解ける楽しさを知る」ことができるように、促してみましょう。

学習は、誰かに教えてもらって正解しても面白くないですよね。

ましてや、そのやり方ではいつまでたっても自分の力になりません。

それが単純な計算であっても、自分で導きだした正解なら面白いと感じるはずです。

そうすれば、出来た喜びとともに、自信も持ち「やる気」に繋がります。

こうやって解くことの楽しさがわかれば、難しい問題にチャレンジしたいという向上心も生まれるのです。

本格的な受験準備は5年生になる頃だと言われていますので、 その準備段階として、低学年のうちに算数の楽しさを伝えていってあげましょう。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

私立中学の試験内容

多くのご家庭が受験する、私立の中学受験では、一般的にどのようなことが行われているのでしょうか。

私立中学では主に次の2つの試験を実施しています。

まず、「学力試験」については、

・国語、算数の2科目試験

・国語、算数、理科の3科目試験

・国語、算数、理科、社会の4科目試験

のパターンからいずれかを実施しています。

受験の合否判定として、学力を重視している難関校では、4科目試験を実施しているところが多いと言われています。

また、英語教育に力を入れている学校では、英語の試験が採用されている学校もあるようです。

私立中学の学力試験では、その学校の理念や精神を基に作られています。

そのため、試験の出題傾向がはっきりしているのが特徴です。

次に「面接試験」については、

・親子面接

・子供面接

・子供のグループ面接

などが行われます。

私立では、面接結果により合否判定に大きく関わることはないと言われています。

しかし、私立校では学校のカラーに合うような人材を求める傾向があります。

学校側にとっては、入学を希望する方と対面できる唯一の場となります。

面接試験の基本的な知識や能力は、最低限クリアしておいた方がいいでしょう。

この他にも、運動などの実技試験を行っている学校もあります。

このように、私立中学の試験内容は一般的と言われるものにもいろいろなパターンがあります。

それぞれの学校の特色があるのと同じように、試験内容にも学校独自の傾向があるからです。

私立中学は学校の方針や目的が、学力試験を通じて顕著に表れます。

過去問題集の利用や、積極的な情報収集などをして、具体的な試験内容を捉えておくことが大切です。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

国立中学の試験内容

近年国立中学への人気が高まり、受験での合格率は、5~10倍と言われるほどの難関になってきていますが、どのような試験が行われるのでしょうか。

国立中学では主に次の4つの試験を実施しています。

1つ目は「学力試験」です。

私立の中学受験と同様の筆記試験が行われます。

国語、算数、理科、社会の4教科で行わう学校もあれば、その他の科目も含めて行う学校もあります。

私立と比べた国立の試験内容の特徴として、次のようなことが挙げられます。

まず「私立校の学力試験よりも受験科目が多い傾向にある」ということです。

2,3教科で受験できる私立もありますが、国立は教科数も多く、幅広い受験対策が必要になります。

そして「私立の難関校と比べると、比較的簡単な問題が出題される」という特徴もあります。

ほとんどの学科試験が小学校での学習範囲内のため、多くの生徒が解答できる内容になっています。

解ける問題だからこそ、その1問の正否が重要になります。

ケアレスミスを少なくできるような反復練習が有効になります。

それから、「同じ国立中学でも学力試験の内容が異なる」場合があります。

例えば、筑波大学付属駒場中学では国語、算数、理科、社会の4科目試験ですが、筑波大学付属中学では、それに音楽、図工、家庭科がプラスされた試験が行われています。

受験する中学校の試験教科を早いうちから確認しておきましょう。

2つ目は「実技試験」です。

小学校で学んだ科目を総合的に試験に取り入れている学校では、体育の実技試験を行うことがあります。

また、「音楽コース」や「美術コース」などの専門的なコースを設けている中学校では、それに関する実技試験が行われています。

3つ目は「面接試験」です。

児童のみの面接や、親子面接、児童と保護者それぞれを対象にした面接などが行われます。

中には、面接試験を実施していない学校もあるようですが、女子校や共学などではほとんど実施しておりますので、自分の言葉でわかりやすく伝えられるように練習しておきましょう。

4つ目は「報告書」です。

国立校の多くは、中学受験の際に「報告書」の提出を必要としています。

成績や素性がわかる通知表のようなもので、小学校側にお願いする必要があります。

多くの国立中学がこのような試験を実施していますが、それぞれの学校により傾向があります。

確認しておきましょう。

また、提出する資料の形も異なることがありますから、試験内容の確認はしっかり行う必要があるでしょう。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

公立中高一貫校について

中学受験で近年注目されているのが、公立中学への受験です。

公立中学と言っても受験が必要となるのは、中学、高校の6年間の一貫教育を行う公立の中高一貫校です。

ですから、一般的な公立中学とは異なります。

中学受験が必要となる公立中学には次の2つのタイプがあります。

まず1つ目は「中等教育学校」です。

中学、高校といった区分をせず、前期課程の3年間と後期課程の3年間の計6年間で、カリキュラムが組まれています。

学習の区切りはありますが、一貫してスケジュールが組まれているため、高校にあたる後期課程での募集はありません。

6年間同じ仲間と学ぶことが出来るというのが大きなメリットかもしれません。

2つ目は「併設校」です。

県立や市立の高校に、中学校が併設されているタイプです。

併設校の場合は、高校からの募集もしていますので、新しい仲間との出会いがあります。

同じ顔ぶれで6年間を過ごすとなると、中だるみが出るのではと心配する方もいますが、このようなタイプであれば、これをきっかけにお互いに刺激し合える良い環境となります。

学校側にとっては、中学からの入学組と高校からの入学組との人間関係や学力差などから、クラス編成が難しいという課題もあります。

どちらのタイプの公立中学も、私立に負けない質の高い教育が受けられますが、 私立との大きな違いは学費です。

私立同様に中学受験があったとしても、あくまでも公立ですから、 義務教育である中学の過程にあたる3年間は授業料無料です。

また、高校の過程でも公立高校とほぼ同額の学費です。

そのため、私立では年間100万円前後必要になるのに対して、公立はその1/3程度の負担で済んでしまうのです。

「家計に負担のかからない費用で、質の高い教育が受けられる」この点が、公立中学受験が注目されている大きな要因かもしれませんね。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。

私立中高一貫教育について

中学受験の目標を私立に絞っているご家庭では、中高一貫教育を目指している方も多いのではないでしょうか。

中学受験では、私立の人気は常に高い傾向にあるようですから、魅力ある学校が多いのかもしれません。

私立の中高一貫校が支持されているのには、その教育環境が大きく関係していると言われています。

1つ目は「理念や校風に基づいた教育環境」です。

中学受験を実施している学校には、そこで過ごす生徒達に対して、「こうなって欲しい」「こう育てていきたい」という理念があります。

このような理念に基づいた教育を受けられるということは、 生徒が人として成長していくためには大きな役割を持ち、将来社会に出た時にも役立つ力になります。

こうしたことを、中学、高校と一貫した精神の下で学ぶことが出来るのです。

社会の一員として、ブレなく成長できる最適な環境と言えるのではないでしょうか。

2つ目は「指導内容」です。

私立の中高一貫校では、公立校と比べると自由なカリキュラムが組まれています。

「先取り学習」がこの具体例にあたります。

次年度の学習内容を織り交ぜた学習や、大学受験対策の授業などが取り入れられているのです。

これは、私立の中高一貫校では教科の時間数を多く設定することが出来るからだそうです。

枠にとらわれることなく、効率良く学習できる内容に編成されていることが、私立中高一貫教育の大きな魅力となっています。

この他にも私立の中高一貫教育では「ゆとり」も生まれると言われています。

学力アップ、ゆとりの両方を兼ね備えているのが、私立の中高一貫教育と言えるのではないでしょうか。

カテゴリー: 中学受験最前線 | コメントは受け付けていません。